MySQLのバージョンアップの必要性!!!
ここ数か月、サーバー会社からMySQL5.1やMySQL5.5を利用の場合、脆弱性がみられることから最新MySQL5.7へのバージョンアップをするように案内は来ておりませんでしょうか?
最近MySQLが狙われてしまい、ブログが全てなくなってしまったという対応案件がありました。
はじめに相談を受けたときにには、ワードプレスの管理画面から狙われたマルウェアの感染かと思いました。
しかし、そのような形跡もなく、ログイン画面もSiteGuardでしっかり管理しているようでした。
そしてお客様から下記のようにな画面が表示されているというキャプチャ画像を拝見させていただきました。
『あなたのブログ投稿を削除します。戻りたい場合。このメールで私に連絡してください』
管理画面をみても、ブログの記事はありません。
そして、データベースを確認。
タイトルは書き換えられ、コンテンツは空の状態でした。
SQLインジェクションという不正攻撃でしょうか。
結局バックアップをとっていないお客様だったので、ブログの復旧もすることはできませんでした。
10年以上続けてきたらしく、大変残念な想いをしておりました。
長く続けているブログは、財産のような価値がありますからね・・・。
MySQLのバージョンアップは重要です。もしまだアップデートしていないサイトがありましたら、すぐにバージョンアップをおこなった方がよろしいかと思います。
また、定期的なバックアップ作業も必要です。特にデータベースのバックアップをしていないお客様が多いようです。
FTPで接続してアップロード・ダウンロードできるファイルは、最近のサーバーは、デフォルトでバックアップ機能があるのも多く、何とかファイルを復元することはできるのですが、
データベースは、運営者側がしっかりとDBのバックアップ設定をしないとできていないことが多い設定です。
したがって、プラグインなどを利用し、定期的にデータベースのバックアップをするようにしてください。
データベースがあれば、何とか復旧できる可能性がありますので!!!
自動バックアップが付いているサーバーは???
そんな時に、データベースを自動でバックアップしてくれる機能があるサーバーを選ぶことが重要になってきました。
ここでは、自動バックアップ機能付きサーバーをご紹介いたします。
エックスサーバー
人気のサーバーですが、やはりしっかりと自動バックアップ機能がついています。
サーバー上のデータを1日1回バックアップ専用サーバーに自動コピーし、サーバー領域のWeb・メールデータ「過去14日分」、MySQLデータベース「過去14日分」のデータを保持する「自動バックアップ」機能にも全プラン標準で対応しているのがいいですね。
特にサーバーでリストアするのではなく、データをダウンロードできるのが安心でき、融通がきくサービスになっています。
Conoha Wing
Conoha Wingの自動バックアップ機能も、Webサイト、メール、データベースのデータを1日1回バックアップし、過去14日分を復旧用データとして利用することができます。
この場合、その日付でリストアする機能になりますので、別サーバーでデータを確認することはできず、Conohaで復旧・復元することが必須になります。
他にもバックアップツールが付帯しているサーバーはあるのですが、
初期設定が必要だったり、手間がかかったりするサーバーが多く、
弊社がもし復旧作業する場合、エックスサーバーのバックアップツールが
一番作業しやすい環境と考えております。
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